自動赤目検出・補正処理
書誌事項
- タイトル別名
-
- Automatic Detection and correction Algorithm for Red-Eye
この論文をさがす
説明
写真/画像振影時に被写体周辺が暗い際通常フラッシュを併用する。このときフレーム中の人物の目(瞳孔部分)が赤くなり、不自然な印象の写真/画像となってしまうことがある(赤目現象)。本現象は周囲が暗いとき瞳孔は開いているため、瞳孔を通して網膜で反射したフラッシュ光がカメラへと到達することで発生する。特に近年カメラが小型化したことに伴いレンズとフラッシュ光軸距離が接近し、赤目現象はますます起こりやすくなってきている。市販ソフトには、既存の領域設定と色変更を組み合わせた補正手続きのガイドラインを持つものがある。しかし普通赤目領域は画像中で非常に小さく、マウス等ボインテイングデバイスによる領域指定は大きなユーザの負担となる。自動化するには、条件が不定で色バランスが狂っていることも多い情景画像中から顔〜赤目を検出する必要があるが、非常に困難である。更にパーソナルコンピュータ上の実行を考慮すると処理時間も短くなければならない。本報告では画像から赤目を自動的に検出し、自然な瞳色へと補正する処理について述べる。[figure]
収録刊行物
-
- 電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集
-
電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集 1996 267-, 1996-09-18
一般社団法人電子情報通信学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1573668927202997120
-
- NII論文ID
- 110003336565
-
- NII書誌ID
- AN10489017
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- CiNii Articles