29.Barrel型発電機台座の振動について(構造)
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- 飯沼 芳郎
- 中部電力株式会社建設部建築課
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説明
水力発電所の発電機台座には二ツの型式があり、一ツはラーメン式或は二床式と云はれるもので、他の一ツが二ツに云ふBarrel式のものであります.ラーメン式のものは一層夛スパンラーメンとして取扱も比較的楽で、強制力としては水車の下面に生ずる真空部に原因する上下動が最も大きいものであり、武藤博士.河野博士等により振動論的な御研究がされて居ります.鬼怒川上流の栗山発電所の建設当時,河野博士の御指導の下に此のラーメン式のものにつきまして振動計算を致し工亊を実施した例があります.Barrel式のものは戦後水力発電所の規模が大きくなりまして以来殆んどの発電所に採用される称になつたのでありますが,振動論的な構造計算につきましての研究は殆んど御座居ませんでしたので.天龍川の平岡発電所建設に従亊致して居りました際に少々理論的な研究を致し,其の後中部電力に於きましては久瀬.朝日.東上田等の水力発電所が相次いで建設されましたので、之に倣つた設計施工が実施されて居る現状で御座居ます。
収録刊行物
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- 日本建築學會研究報告
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日本建築學會研究報告 (28), 29-, 1954-11
日本建築学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1573668927344064256
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- NII論文ID
- 110007872638
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- NII書誌ID
- AN00188706
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles