高周波アシスト磁気記録ヘッドのSTO発振解析シミュレーション(ヘッド,スピントロニクス,一般)
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- 片山 拓人
- 新潟工科大学工学部
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- 金井 靖
- 新潟工科大学工学部
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- 吉田 和悦
- 工学院大学工学部
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- GREAVES Simon
- 東北大学電気通信研究所
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- 村岡 裕明
- 東北大学電気通信研究所
書誌事項
- タイトル別名
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- Simulation of spin-torque oscillator for microwave-assisted magnetic recording
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説明
高周波アシスト磁気記録(microwave-assisted magnetic recording: MAMR)方式において,高周波発振素子(spin-torque oscillator: STO)は最も重要な構成要素である.MAMRによる良好な記録を実現するためには,STOの安定した発振と強い発振磁界が重要であり,注入電流密度が低いこと,媒体に対して効果的な共鳴を誘起する周波数を発振すること,さらに高周波記録電流に追従して発振することが必要である.本報告では,ヘッド磁界とSTOの発振について調べるために,ライトヘッドにSTOを組み込んだ統合モデルでマイクロマグネティック解析を行い,安定したSTOの発振を得るためのヘッド形状と高周波記録電流に良好に追従するライトヘッド構造の提案を行う.また,低い注入電流密度でSTOが安定に発振するSTOの材料を検討した.
収録刊行物
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- 電子情報通信学会技術研究報告. MR, 磁気記録
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電子情報通信学会技術研究報告. MR, 磁気記録 114 (234), 33-38, 2014-09-25
一般社団法人電子情報通信学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1573668927643023872
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- NII論文ID
- 110009959155
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- NII書誌ID
- AN10013050
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles