岩崎小彌太邸から国際文化会館への変遷を通した建築と庭園の関係性に関する研究

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  • A Study on the Relationship between Architecture and Garden through the Change from Iwasaki-Koyata-Tei to the International House of Japan

抄録

国際文化会館(東京都港区六本木)は、1952年に国際交流と相互理解の増進を目的として設立された会員制の宿泊施設である。この場所は、1930~1945年には、三菱財閥4代目社長岩崎小彌太の邸宅があり、建築は大江新太郎、庭園は7代目小川治兵衛によるものであった。それが戦災により焼失し、1952年に前川國男・坂倉準三・吉村順三の共同設計による国際文化会館が建設され、現在、建築と庭園ともに文化財に指定されている。本研究は、岩崎邸と国際文化会館を比較し建築と庭園の関係性の変化を明らかにすることを目的とし、文献調査、毎木調査及び庭石測量調査により変遷を把握した後、岩崎邸と国際文化会館における建築と庭園の差異を分析し、建築と庭園の関係性について考察を行った。

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