Male Nurses of the Japanese Red Cross Society in the Russo-Japanes Ware : Male Nurses in the History of Modern Nursing 5

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  • 日露戦争における日本赤十字社の看護人 : 近代看護史のなかの男性看護者(5)

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日本赤十字社は, 日露戦争(1904-05年)の勃発により陸海軍の命令を受け, 満州と朝鮮半島の戦地には看護人組織の救護班を, 戦地から国内に傷病者を護送する病院船には看護人・看護婦混成組織の救護班などを, 国内の予備病院などには看護婦組織の救護班を派遣した。戦地での看護人は, 兵站病院などで病院開設作業や食事運搬, 衛生改善などの患者看護以外の仕事にも従事した。病院船での看護人は, 患者看護以上に患者搬出入時の担架運搬に活躍した。日清戦争・義和団事変と比較した場合, 看護婦の陸軍病院船への乗り組みに象徴されるように看護婦の派遣先がより拡大した反面, 看護人の救護員全体に占める比率が減少したこと, 戦地での厳しい救護環境により死亡や病気による中途退職者が多かったため戦後行賞を受けた看護人の割合が減少したこと, などが明らかになった。看護婦の戦地派遣反対論には, 軍隊内部でのセクシュアリティー・ジェンダーに関係する不安や葛藤があることがわかった。

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