373.尿中カテコールアミン測定の意義 : 神経,感覚,体液,内分泌
書誌事項
- タイトル別名
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- Effect of exercise on catecholamine excretion in urine
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説明
最大運動およびマラソ後の尿中CA排泄率と血中CA濃度の関連について検討し、次のような結果を得た。1.運動強度と尿中Ad、NA排泄率との関連では尿量補正による運動後30分までのAd、NA排泄率が運動強度と最も良い相関関係を示した。2。最大運動およびマラソン時の血中Ad、NA濃度と良い相関関係を示したのはクレチアニン補正した尿中Ad,NA排泄率であった。3.同一対象者によるマラソンと最大運動時の血中NA濃度は最大運動で高値を示し、一方、クレアチニン補正による尿中NA排泄率はマラソンが高値を示した。以上の結果は、短時間の運動では運動後30分までの採尿時間が必要であり、長時間の運動では運動直後でも、クレアチニン補正をした尿中Ad、NA排泄率が血中Ad、NA動態を良く反映するものと考えられた。
収録刊行物
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- 体力科學
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体力科學 39 (6), 795-, 1990-12-01
日本体力医学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1573950401693735936
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- NII論文ID
- 110001924567
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- NII書誌ID
- AN00137986
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- ISSN
- 0039906X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles