パケットトランスポート技術の標準化動向

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タイトル別名
  • Status on standardization of packet transport technologies

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説明

パケットトランスポート技術によりレガシー専用線に匹敵する制御された安定した高品質のトランスポートネットワークを構築できる。近年、インターネット・電話・テレビ配信などサービスに求められるネットワークの広帯域化に伴い、これらサービスを提供する通信基盤はパケット技術を応用したパケットトランスポートネットワークへ移行しつつある。このパケットトランスポートネットワークを構築するための通信プロトコルであるMPLS-TPをIETFとITU-Tが共同で標準化している。MPLS-TPは従来のトランスポートプロトコル同様の通信経路の高信頼化を実現するOAM(Operation, Administration, and Maintenance)機能やAPS(Automatic Protection Switching)機能を具備する。そしてMPLS-TPを適用して構築したネットワークは高品質な通信品質を実現する帯域保証機能を提供し、中央集中型のネットワーク管理システムで運用される。本発表では、MPLS-TPプロトコルの標準化動向とこれら機能のメカニズムについて解説する。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1573950401798270848
  • NII論文ID
    110008152771
  • NII書誌ID
    AN1054106X
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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