ユーザプログラム制御階層メモリシステム
書誌事項
- タイトル別名
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- User Program Controlled Hierarchical Memory System
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説明
プロセッサの高速化に対応するため、メモリの高速大容量化が要求されている。現在では、コスト的原理的に難しいメモリの高速大容量化を実現するため、キャッシュメモリシステムが用いられている。しかし、キャッシュメモリシステムには、キャッシュミスが発生する。キャッシュミスが頻繁に発生すると、プロセッサの高速性をスポイルすることになる。キャッシュミスが頻繁に発生する原因の1つにキャッシュメモリと主メモリの内容の入れ換えを固定アルゴリズムで行っていることがある。そこで、プログラマが、一般のプログラムとともにキャッシュメモリを操作するプログラムも記述することで、キャッシュミスの極限までの減少を狙う。本稿では、本研究システムの原理、問題点を明らかにした後、簡単な評価を行う。その結果、キャッシュミスに相当するデータフォルトの大幅な削減を示した。
収録刊行物
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- 情報処理学会研究報告. ARC,計算機アーキテクチャ研究会報告
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情報処理学会研究報告. ARC,計算機アーキテクチャ研究会報告 113 169-176, 1995-08-23
一般社団法人情報処理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1573950401830438912
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- NII論文ID
- 110002775428
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- NII書誌ID
- AN10096105
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles