超並列計算機プロトタイプJUMP-0.5における分散共有メモリ管理手法

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タイトル別名
  • A Distributed Shared Memory Management Method on A Massively Parallel Computer Prototype JUMP-0.5

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説明

CC-NUMA型の並列計算機では、分散共有メモリ管理を行うコントローラをプロセッサを用いて実現することがある。この場合、柔軟なプロトコル制御が可能になる一方、処理速度の低下という問題が生じる。本稿では、共有メモリ管理プロセッサとして市販のDSPを用いた場合の共有メモリ管理プログラムの構成について述べ、その性能を評価する。その評価をもとに、性能向上に向けて考えられるハードウェア・サポートについて述べる。本稿で述べたハードウェア・サポートのうち一部の機能は、既に開発中の並列計算機JUMP-1の共有メモリ管理プロセッサMBP-lightに実装されているが、更に全てのハードウェアサポートを実装した場合には、最大6劃程度の性能向上が期待できる。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1573950401830448000
  • NII論文ID
    110002774713
  • NII書誌ID
    AN10096105
  • ISSN
    09196072
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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