分散処理システム性能評価用シミュレーション言語SILVAの開発構想
書誌事項
- タイトル別名
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- Simulation Language SILVA for Distributed Processing
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説明
現在,分散処理システムの性能評価はネットワーク・レベル(上位レベル)とOS機能レベル(下位レベル)で独立的に行われている場合が多い。この理由は主として,処理される仕事に要する時間のオーダが両レベル間で2桁程度の差があり,同一の手法でシミュレーション・モデルを記述してシミュレーションを実行すると非常に効率が悪くなる恐れがあるからである。このような理由から,現在各方面で分散処理システム全体を効率良くシミュレーションし,性能評価を行うための技法が模索されている。上記の課題に対するアプローチのひとつとしてハイブリッド・モデリングによるシミュレーション技法が考えられるが,一般によく知られている各種シミュレーション言語の中でこの技法をユーザに対して強力にサポートするものはほとんどない状況にあるといえる。我々はその点に注目し,ハイブリッド・モデルによるシミュレーション・モデルの記述を容易にするためのシミュレーション言語SILVA(Simulation Language Vehicle for Hybrid-modeling Analysis)の開発を行っている。
収録刊行物
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- 全国大会講演論文集
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全国大会講演論文集 40 (0), 1547-, 1990-03-14
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1573950401892555904
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- NII論文ID
- 110002884284
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- NII書誌ID
- AN00349328
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- Web Site
- http://id.nii.ac.jp/1001/00119113/
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles