既知のブロック暗号攻撃に対する安全性を考慮した S-box の構成法

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タイトル別名
  • S-box design considering the security against known attacks on block ciphers

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説明

差分解読法, 線形解読法を初めとする, ブロック暗号に対する解析型攻撃は, S-boxと呼ばれる非線形関数に存在する弱点を利用することが多い.よって, このような攻撃に対して弱点のないブロック暗号を設計するには, S-boxをいかに構成するかが重要な課題の一つとなる.本稿では差分攻撃, 線形攻撃, 高階差分攻撃, 補間攻撃, 分割攻撃に対して暗号が弱点を持たないために, S-boxが満たすべき必要条件(強度指標)を設定する.また, これらの強度指標を満たすS-boxの一構成法として, ブロック暗号E2のs-boxの具体的構成法とその安全性について述べる.

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参考文献 (19)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1573950402106747520
  • NII論文ID
    110003297311
  • NII書誌ID
    AN10060811
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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