ランダム表面における地中レーダ反射波のウェーブレット解析
書誌事項
- タイトル別名
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- The Wave let Analysis of Subsurface Radar Electromagnetic Wave Reflected by Random Surface
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説明
地中レーダに関する研究は1960年代頃から盛んに行われており, これまでに地中状態を画像化するシステムも実用化されている. しかし地中媒質の不均質性やランダム性により, レーダの応答には多くのクラッタが含まれ, 未だ地下の十分な推定は行われてないのが現状である. 本研究ではこれまで, 地中のようなランダム媒質内の物体による電磁波散乱の解析をFDTD法により行ってきた. 解析結果からは, 媒質定数(誘電率)の相関長が短いほど地中レーダの応答波形が複雑になることが示された. これらの複雑なレーダの応答波形から, 地下物体に関する情報を得るための信号処理法について研究中であるが, 最初の段階としてウェーブレット変換を用いた信号処理について検討を行っている.
収録刊行物
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- 電子情報通信学会総合大会講演論文集
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電子情報通信学会総合大会講演論文集 1997 (1), 223-, 1997-03-06
一般社団法人電子情報通信学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1573950402109346688
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- NII論文ID
- 110003251306
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- NII書誌ID
- AN10471452
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles