High-resolution signal parameter estimation using a modified MODE method

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  • 改良型MODE法による高分解能信号パラメータ推定

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近年, MUSIC法, ESPRIT法などのスーパレゾリューション法が狭帯域掃引周波数データでの伝搬遅延時間推定など数多くの分野に応用され, 改良型Root-MUSIC法による各入射波の周波数特性の推定など, 他の信号パラメータの推定も可能とする拡張が試みられている. 一般に, これらの手法ではコヒーレント波を取り扱うことが不可能なため, 空間スムーズィング法(SSP)などの相関抑圧前処理が併用される. 任意の周波数特性を持つ入射波の場合, SSP適用の際に誤差が生ずるため, 周波数に対する変化の大きな信号への適用が困難であり, 高精度な推定を実現するためにはフィルタの適用などが必要となる. そこで, 本稿ではSSPを用いることなくコヒーレント波の分離検出を可能とするMODE(Method of Direction Estimation)法に対して改良型Root-MUSIC法で用いられた重み関数の概念を導入し, 遅延時間, 周波数特性推定を可能とした改良型MODE法を提案し, 数値計算により, その有効性に関して検討する.

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  • CRID
    1573950402148770944
  • NII Article ID
    110003341556
  • NII Book ID
    AN10489017
  • Text Lang
    ja
  • Data Source
    • CiNii Articles

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