自動車用ノンハロゲン電線
書誌事項
- タイトル別名
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- Automotive Wire with Non-Halogenated Insulation
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説明
自動車用電線の被覆材料の大部分を占めているポリ塩化ビニル(PVC)は、機械特性、難燃性、成形加工性が良好であり、かつ低価格であることから非常に優れた材料である。しかしながら、PVCを被覆した自動車用電線を適切な処理を施さずに廃棄した場合、焼却時に発生する塩化水素ガスや、埋立時に溶出する可能性がある重金属安定剤が環境汚染の原困となることを指摘する意見がある。この対策として、被覆材料をノンハロゲン難燃材料とする方法があるが、通信ケーブル、電力ケーブルなどの外被に使用されている従来のノンハロゲン難燃材料は、PVCと比較した場合に引張強度、耐摩耗性などの機械特性や耐熱性が劣り、自動車用電線に要求される特性を満足するものではなかった。本報告は、これらの問題を解決した自動車用ノンハロゲン電線に関するものである。
収録刊行物
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- 電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集
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電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集 1995 (2), 240-, 1995-09-05
一般社団法人電子情報通信学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1573950402149731584
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- NII論文ID
- 110003343437
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- NII書誌ID
- AN10489017
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles