ラプラシアンピラミッド階層表現に基づくディジタル画像の高解像度化

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タイトル別名
  • Higher Resolution of Digital Images Based on Laplacian Pyramid Representation

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説明

ディジタル画像の高解像度化はサンプリング間隔を狭めることに対応し, 解像度向上後の画像のナイキスト周波数が大きくなっていると理解される.よって, 未知の高周波数成分を推定することが解像度向上に要求され, ラプラシアンピラミッド階層表現に基づけば未知の高解像度ラプラシアン画像の推定を行うことと等しい.ところで, 階層が異なるラプラシアン画像間の相関は強く, 主要なエッジ情報は多数の階層にまたがりゼロクロスとして同じ位置に観測され, 階層の違いはゼロクロス近傍のラプラシアン成分の勾配の違いとして現れる.この性質を利用することにより本論文では, 低解像度ラプラシアン成分のゼロクロスを検知し, そのゼロクロス近傍のラプラシアン成分の勾配を直接大きくする処理を施し高解像度ラプラシアン成分を推定する方法を提案する.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1573950402206923648
  • NII論文ID
    110003279952
  • NII書誌ID
    AN10060786
  • ISSN
    09135685
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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