超分散情報探索手法に対する探索打ち切りの効果

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タイトル別名
  • A Study on Effect of Truncation for Information Searching in Super Distributed Environment

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抄録

WWWのようにインターネットに接続された多数の個人ユーザによる情報は, 全体としてひとつの巨大なデータベースと捉えられる.筆者らは, これを超分散データベースと呼び, これまでにこのような超分散環境に散在する情報の効果的な探索法について提案してきた.実際のインターネットにおける情報探索では, WWWサーバの数が非常に多く, 探索情報(ターゲット)が発見されない場合, ある時点で探索を打ち切ることが必要である.本研究では, 明確な基準により探索を打ち切り, 効率的な探索を行う手法として, 探索エラーが起こる確立を統計的に一定の率以下に抑制する探索回数を求める方式と, ターゲットを発見した場合の報酬および探索エラーが起きた場合のペナルティを定義し, 探索者にとって有利な探索回数を求める方式を提案する.

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参考文献 (10)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1573950402207291392
  • NII論文ID
    110003273092
  • NII書誌ID
    AN1054106X
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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