在宅復帰の準備意識に対する外泊ADLチェックシートの有効性
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説明
本研究では、外泊時における自宅でのADLについて患者自身が自己評定することで、退院に向けての準備意識を高め、問題点を具体化することによって、患者およびその家族の在宅生活に対する不安の軽減を図ることを意図としたチェックシートの作成を試みた。チェックシートの内容は自宅周辺の移動や車の乗り降り、トイレ動作などの8項目に関して、遂行度と満足度を自己評定するものとした。また、帰院後に在宅生活に向けての準備意識についても調査した。外泊ADLチェックシート使用群が未使用群に比べ、在宅復帰への準備意識が高い傾向にあり、チェックシートを用いて外泊時のADLを当事者が自己評定することは、その後の入院リハビリテーションに有効であることが示唆された。
収録刊行物
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- 茨城県立医療大学付属病院職員研究発表報告集 : ひろき
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茨城県立医療大学付属病院職員研究発表報告集 : ひろき 11 49-52, 2008
茨城県立医療大学
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1573950402304114688
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- NII論文ID
- 110007050244
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- NII書誌ID
- AA11902398
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- ISSN
- 13448218
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles