養魚排水対策試験

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抄録

養魚排水が天然水域へ与える汚濁負荷を軽減するため、養魚池で発生した糞や残餌を効率的に回収する養魚池内設置型の傾斜板を試作し、前年度までにその構造等について試験を実施した。今年度は新たに、汚濁負荷物質の発生量を抑制する手法として、残餌の減量化が期待される自発摂餌システムを取り入れた。この二つの手法を組み合わせ、自発摂餌により汚濁負荷の発生量を削減し、発生した汚濁負荷については傾斜板により流出を抑制して堆積物を回収する複合システムを構築し、その効果について調査した。

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