東京南西部における公園・運動場等と樹林地による外部経済効果の評価

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  • Evaluation of Externality of Parks, Grounds etc. and Forest in the South Western Area of Tokyo

抄録

本研究は,緑地計画に活かしていくために,公園・運動場等と樹林地による外部経済効果の評価を行うことを目的とする。この目的のために,ヘドニック・アプローチを用いる。そして,ASTERデータから樹林地を、土地利用GISより公園・運動場等を分類する。対象は,東京都南西部の7区とする。その結果,以下のようになった。1) 両線形,半対数とも,250m以内の公園・運動場等と樹林地が地価との相関が最も高くなった。2) 250m以内の公園・運動場等における樹林地セル数は,周辺の地価に正の効果をもたらしていることがわかった。3) 250m以内の公園・運動場等以外の樹林地セル数は地価との間に有意な相関はみられなかった。

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