MIPS R3000プロセッサにおける細粒度動的スリープ制御の実装と評価
書誌事項
- タイトル別名
-
- A Fine Grain Dynamic Sleep Control Scheme in MIPS R3000
この論文をさがす
説明
本報告はパワーゲーティング(PG)を使った演算器レベルでの動的スリープ制御による消費電力削減機構の実装及び評価を行う。MIPS R3000のALUからシフタ、乗算器、除算器を分離し、それぞれを動的にパワーゲーティングを行う。省電力化を施したR3000コアと16KBのL1キャッシュ、TLBをあわせて、ASPLA 90nmで試作チップGeyser-0としてテープアウトした。Geyser-0の性能、電力と面積をポストレイアウト後のシミュレーションにより評価した。この結果、4種類のアプケーションについてリーク電力は平均約47%減らすことができた。一方、スリープ制御の実装によって生じたエリアオーバーヘッドは41%であった。
収録刊行物
-
- 情報処理学会研究報告
-
情報処理学会研究報告 2008 71-76, 2008
一般社団法人情報処理学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1574231876970949632
-
- NII論文ID
- 110006624783
-
- NII書誌ID
- AA12149313
-
- ISSN
- 09196072
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- CiNii Articles