ガウス関数型超格子による散乱特性の検討

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タイトル別名
  • A Study on Scattering Characteristics by a Gaussian Superlattice

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説明

ガウス関数型超格子はEnergy Band Pass Filterとして極めて良好なフィルタ特性を持つことが知られている.量子散乱系と受動回路との相違を解明する研究の一環として、このガウス関数型超格子を取り上げ、その散乱(反射)特性に関する数値計算を行った.その結果、検討の対象としたガウス関数型超格子について、受動回路と同等でない(束縛準位に対応する右半面の極が存在する)こと、虚軸上の通過域では、反射特性(確率)がリップル状であること、そこには厳密には共鳴準位が存在しないこと等を明らかにした.また、反射係数の複素平面上の極、零点の分布を求め、通過域,阻止域との関係を検討した.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1574231877096735744
  • NII論文ID
    110003198466
  • NII書誌ID
    AN10013094
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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