スペースデブリ問題に関する技術的課題と国際協力の現状

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タイトル別名
  • TECHNICAL PROBLEMS OF SPACE DEBRIS AND INTERNATIONAL COOPERATION

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説明

スペースデブリ (宇宙の人工破片) は宇宙活動の安全を脅かすものであり、各国共同でこの問題と取り組むべきことが認識され、国連宇宙空間平和利用委員会 (UNCOPUOS) やITU等でも論議されている。これらの場への最新技術データの提供、各国での研究情報の交換、共同研究の提案等の役割を果たしてきた国際機関間スペースデブリ調整会議 (IADC) は母体が設立されてから11年を迎え、現在9団体が参加している。日本は1992年の第7回会合から正式参加し、デブリ観測、モデル化/データベース、防御、低減の4分科会のうち、持ち回りで2分科会の議長を努めるなど一定の役割を果たしてきた。故障したADEOの詳細レーダ画像をドイツから速やかに入手できたのもIADCでの交流による。本報ではデブリ対策の今後の技術課題とIADCの活動成果等の概要について紹介する。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1574231877151376512
  • NII論文ID
    110003288672
  • NII書誌ID
    AN10013301
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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