曲線位相フィルタによる信号のスペクトルの抽出法

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タイトル別名
  • Signal Spectrum Extraction Based on Curved Phase Filter

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説明

フィルタの位相特性を曲線にすることによって、群遅延特性を平坦でなく大きな傾きを作る。群遅延時間と周波数が1対1に対応する条件になるとき、光のスペクトルの様に高周波から低周波にかけて、滑らかに出力される。BPFの場合は、パンド帯域内での出力となるか、ここでは、全域通過フィルタによる実験の結果を報告する。一般に、全域通過フィルタに通した波はひずみ波と呼ばれるが、実は、群遅延特性の時間遅れによる高調波の合成である。よって、これを数多く繰り返すことにより、光のスペクトルの様に出力されてくる。さらに、群遅延時間の時間差を利用して、パワースペクトルを求めることができる。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1574231877182596992
  • NII論文ID
    110003279628
  • NII書誌ID
    AN10060786
  • ISSN
    09135685
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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