27 格子鉄筋を用いた全天候組積工法によるRM構造の実用化に関する研究 : その3 施工コストスタディ(材料・施工)
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- 渡辺 光良
- 職業訓練大学校
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説明
格子鉄筋を用いた全天候組積工法はRM構造(以下GRM構造と称する)であるが、壁式RC構造と同様もしくはそれ以上の性能を持っていることが各種性能実験により確かめられつつある。本報告では、在来工法の型枠CB造とコンクリート系GRM構造のコストスタディをした。スタディの結果は、GRM構造のコンクリート系RMユニットの標準品の積算単価3,750円/m^2、格子鉄筋280〜1,500円/m^2で施工単価2,300〜4,600円/m^2になり鉄筋・グラウトを含めて材料施工単価は、8,000〜12,000円/m^2となった。型枠CB造は、13,000〜17,000円/m^2となりGRM工法の方が約40〜60%のコストダウンになることが判明した。
収録刊行物
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- 研究報告集. 構造系
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研究報告集. 構造系 (58), 329-332, 1987-06-30
日本建築学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1574231877249743488
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- NII論文ID
- 110007596853
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- NII書誌ID
- AN00149748
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles