交差3平面を用いたRay-Pixelカメラの線形キャリブレーション
この論文をさがす
説明
本稿では,Ray-Pixel カメラの新たなキャリブレーション手法として,3 平面の交線を用いた方法を提案する.Ray-Pixel カメラとは画素と 3 次元空間の光線が直接対応付けられたカメラモデルであり,光軸対称など光線の分布に応じてクラス分けされる.従来より分布クラスが既知であれば,それに対応する制約を導入することで線形キャリブレーション手法が適用できることが知られているが,正確な分布クラスを事前に知るためには何らかのキャリブレーションが必要となる.これに対して本研究では較正平面の交線を利用することで,光線の分布クラスが未知であっても適用可能な Ray-Pixel カメラの線形キャリブレーション手法を提案する.具体例として未知の屈折を伴う Ray-Pixel カメラのキャリブレーションを行い,その精度評価を行う.
収録刊行物
-
- 情報処理学会研究報告. CVIM, [コンピュータビジョンとイメージメディア]
-
情報処理学会研究報告. CVIM, [コンピュータビジョンとイメージメディア] 2015 (8), 1-8, 2015-02-27
一般社団法人情報処理学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1574231877574962432
-
- NII論文ID
- 110009882593
-
- NII書誌ID
- AA11131797
-
- ISSN
- 09196072
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- CiNii Articles