動的推定によるキャッシュパーティショニング最適化
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抄録
本研究では,キャッシュラインの再参照傾向を近似する指標である CC 値を使用し,プログラムの実行フェーズを意識したキャッシュパーティショニング手法について述べる.CC 値の算出をマルチスレッドおよび SDM 向けに拡張する方法について明らかにし,スレッド毎の CC 値の比を元にパーティションを決定する CCP-Rate と,SDM を用いて最適パーティションを探索する CCP-SDM の 2 手法を提案する.両手法をシミュレータに実装し,EQ パーティショニングとの比較を行った.スループット評価では,SDM のモニタリング対象セットへのアクセスの偏りにより調和平均が EQ より低下したものの,最大で 4.1%の向上を得るケースがあり,今後の改良につながる結果となった.
収録刊行物
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- 情報処理学会研究報告. 計算機アーキテクチャ研究会報告
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情報処理学会研究報告. 計算機アーキテクチャ研究会報告 2014 (2), 1-6, 2014-07-21
一般社団法人情報処理学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1574231877594648704
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- NII論文ID
- 110009808082
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- NII書誌ID
- AN10096105
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles