データ間の関連性を利用したトラフィックスパイクの波及に対する予防手法の提案とその評価

  • 尾上 裕太郎
    岩手県立大学大学院ソフトウェア情報学研究科
  • 王 家宏
    岩手県立大学大学院ソフトウェア情報学研究科
  • 児玉 英一郎
    岩手県立大学大学院ソフトウェア情報学研究科
  • 高田 豊雄
    岩手県立大学大学院ソフトウェア情報学研究科

書誌事項

タイトル別名
  • An Approach to Preventing the Effect of Traffic Spikes and Its Performance Study

この論文をさがす

説明

近年,AmazonDynamo や IIJGIO などシステムにサーバの追加,削除を行うだけで必要に応じた性能の最適化が可能な動的な分散ストレージサービスが登場してきた.しかし,そのような分散ストレージシステムを用いた場合でも急激なアクセス増加によりシステムの応答性が低下してしまう可能性が指摘されている.そこで,本研究では,データ間の因果関連性や共起関連性という概念を用いることによりアクセスの集中が発生するデータをあらかじめ予測しておき,予測したデータに対するレプリカを別のサーバに配置を行うことで,アクセスの分散を行う手法を提案する.本提案手法の性能を検証するため,性能評価を行い,有効性を確認した.

収録刊行物

キーワード

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1574231877670848384
  • NII論文ID
    110009831684
  • NII書誌ID
    AA12628305
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

問題の指摘

ページトップへ