N-フェニルマレイミドとプロパルギル化合物との反応
書誌事項
- タイトル別名
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- Investigation on the Reaction between N-Phenylmaleimide and Propargyl Compound
説明
前報のN-フェニルマレイミド (PMI) とアリル化合物との反応に続いて, PMIとプロパルギルフェニルエーテル (PPE) との反応を検討した。<BR>PPEは, 加熱 (175℃) すると, α-クロメン (PPE-C) になる。更に長時間加熱すると, 重合してオリゴマーが生成する。<BR>PPE/PMIの反応では, 主な生成物としてPPE : PMI=1 : 2の付加物が生成する。触媒 (無触媒, ジクミルパーオキシド, トリフェニルホスフィン) の影響はあまり無かった。<BR>PPE-C/PMIの反応では, 主な生成物としてオリゴマーが生成する。無触媒では, 分子量275の付加物もかなり生成した。
収録刊行物
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- 熱硬化性樹脂
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熱硬化性樹脂 13 (2), 80-88, 1992
合成樹脂工業協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1574231877686987904
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- NII論文ID
- 130006886093
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles