都市域における山羊を利用した緑地管理活動の研究

書誌事項

タイトル別名
  • A Study on Urban Greenspace Management Activity Using Goats

説明

緑地は景観の維持、人の利用、生態系の保全のため除草が必要だが、機械除草の場合、騒音、CO2、廃棄物など様々な環境負荷が発生する。また、管理が不十分である場合、外来種の繁茂や在来植生の減少など生態系への悪影響が問題となる。この解決策として草食動物を用いた除草管理が考えられるが、都市緑地における研究事例はほとんどない。本研究では都市域の草地において山羊除草を行い、管理手法、除草効果、近隣住民への影響などを調査した。その結果、都市緑地における継続的な山羊除草によって侵略性の外来種を含む大型の多年性の雑草が減少することなど基礎的な知見を得ることができた。また、都市住民に対して自然環境に関する啓発効果があることを示すことができた。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ