書誌事項

タイトル
フランスの近代とボナパルティズム
タイトル別名
  • フランス ノ キンダイ ト ボナパルティズム
著者
西川, 長夫
学位授与大学
立命館大学
取得学位
博士(文学)
学位授与番号
34315乙第111号
学位授与年月日
1991-03-23

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説明

博士論文

資料形態 : テキストデータ プレーンテキスト
コレクション : 国立国会図書館デジタルコレクション > デジタル化資料 > 博士論文
博士論文

目次

目次

I フランスの近代とボナパルティズム―序にかえて

一 近代を見る視座としてのボナパルティズム

二 「均衡論」と「例外国家論」に対する批判の意図

三 巨大な国家装置―ボナパルティズム論のイギリスヘの適用

四 経済的後進性と政治的先進性

五 民衆の立場、あるいはボナパルティズムの「魅力」について

II ボナパルティズム概念の再検討

一 はじめに

二 わが国におけるボナパルティズム論

三 エンゲルスにおけるボナパルティズム論

四 マルクスにおけるボナパルティズム諭

五 問題点と展望

III ボナパルティズムとデモクラシー―第二帝政研究の視角から

二 第二帝政研究と第三共和政のイデオロギー

三 普通選挙とルイ・ボナパルトの登場

四 ボナパルト派の戦術と大衆の支持

五 クーデタと第二帝政

六 革命とボナパルティズム

IV ボナパルティズムの原理と形態―定義のために

二 カエサル主義とボナパルティズム―視野拡大のために

三 ボナパルティズムの原理と形態(1)「自由」「人民主権」―人民投票=普通選挙

四 ボナパルティズムの原理と形態(2)「秩序」「権威」―官僚制度、軍隊、警察

五 ボナパルティズムの原理と形態(3)「繁栄」「栄光」―経済的発展とナショナリズム

六 結論―ボナパルト的独裁の構造、その「人民的」性格と欺瞞性について

V 反国家主義の思想と論理―プルードンとボナパルティズム

二 プルードンと二月革命

三 プルードンとクーデタ

四 プルードンの国家論

五 プルードンとマルクス-国家論をめぐって

VI ナポレオン伝説の変容

二 ナポレオン伝説の誕生

三 暗黒伝説の形成(一八一四―一八二一年)

四 ナポレオンの死(一八二一年)と再生

五 ナポレオンの遺書と『セント=ヘレナ日記』

六 ナポレオン伝説とロマン主義(1) (七月革命)

七 ナポレオン伝説とロマン主義(2) (ユゴーとバルザック)

八 一八四八年の革命とナポレオン伝説

九 第二帝政とナポレオン伝説

一〇 ナポレオン伝説の意味するもの

補論1 ヴィクトル・ユゴーの詩におけるボナパルティズム

一 ユゴーにおけるボナパルティズムの形成(1)

ニ ユゴーにおけるボナパルティズムの形成(2)

三 贖罪―ユゴーにおけるボナパルティズムの形成(3)

四 共鳴の詩人

補論2 一八五一年一二月の農民蜂起―忘れられた農民反乱の復権

二 反乱の規模と地域的な構造

三 反乱の性格―組織とイデオロギー

四 農民蜂起の社会的経済的背景と近代化

あとがき

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