マイクロ波領域における氷結晶の誘電特性の測定と、極域雪氷圏における電波リモートセンシングへの応用

書誌事項

タイトル
マイクロ波領域における氷結晶の誘電特性の測定と、極域雪氷圏における電波リモートセンシングへの応用
タイトル別名
  • Measurement on the dielectric properties of ice at microwave frequency and its applications to the remote sensing of the Polar Cryosphere
  • マイクロハ リョウイキ ニ オケル ヒョウケッショウ ノ ユウデン トクセイ ノ ソクテイ ト キョクイキ セッピョウケン ニ オケル デンパ リモート センシング エ ノ オウヨウ
著者
藤田, 秀二
学位授与大学
北海道大学
取得学位
博士(工学)
学位授与番号
甲第3119号
学位授与年月日
1992-09-30

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説明

博士論文

資料形態 : テキストデータ プレーンテキスト
コレクション : 国立国会図書館デジタルコレクション > デジタル化資料 > 博士論文
博士論文

目次

目次

1、序論

1、1 はじめに

1、2 雪氷圏電波リモートセンシングの重要性

1、3 氷の複素誘電率とリモートセンシング

1、4 本論文の目的と構成

2 定在波法による複素誘電率の測定

2,1 測定の原理と手順

2、2 測定結果の例

2、3 測定例に対する考察

2、4 測定の際に必要な注意点―導波管内で偶然に発生する共鳴―

3 氷結晶の9.7GHzにおける誘電異方性

3、1 本章の要旨

3、2 はじめに

3、3 測定条件

3、4 測定結果

3、5 考察

4 酸を含有する多結晶氷の9. 7GHzにおける誘電特性

4、1 本章の要旨

4、2 はじめに

4、3 測定条件

4、4 測定結果

4、5 考察

5 酸を含有する多結晶氷の、マイクロ波帯とLF帯における誘電特性の比較

5、1 本章の要旨

5、2 はじめに

5、3 酸を含む氷の誘電特性

5、4 考察

5、5 結論

5、6 含有不純物としての塩の効果について

6 氷の誘電特性から求めた、氷体中での電磁波の伝播特性

6、1 本章の要旨

6、2 伝播速度

6、3 多結晶氷中での複屈折と、電磁波の偏波状態

6、4 減衰

6、5 今後の課題

7 氷床内部反射層の原因とその性質

7、1 本章の要旨

7、2 はじめに―氷床内部反射層の研究経緯―

7、3 ファブリックパターンの変化による反射

7、4 氷の酸性度の変化に起因する反射

7、5 内部反射層の性質

7、6 今後必要な研究

8 南極みずほ基地における、氷床の内部反射とファブリックパターンの関係

8、1 本章の要旨

8、2 はじめに

8、3 みずほ基地におけるラジオエコーサウンディングの結果

8、4 みずほコアのファブリックパターン

8、5 誘電率テンソルの異方性

8、6 電磁波の伝播

8、7 反射

9 東南極セルロンダーネ山脈の側方域の裸氷帯氷のファブリックと氷床の歪

9、1 はじめに

9、2 氷試料とその採取地点

9、3 測定結果

9、4 考察

10 総括

10、1 本研究で得られた成果のまとめ

10、2 将来あるべきレーダーやセンサーの開発思想

10、3 電波リモートセンシングにより観測できる、極域氷床に関する物理量・現象

10、4 マイクロ波領域での氷の誘電特性、今後に残る課題

参考文献

謝辞

付録1 先端短絡法を用いた、誘電率の計算プログラム

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