書誌事項

タイトル
武田泰淳と中国体験
タイトル別名
  • タケダ タイジュン ト チュウゴク タイケン
著者
白, 蓉
学位授与大学
立命館大学
取得学位
博士(文学)
学位授与番号
34315甲第217号
学位授与年月日
2001-03-31

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説明

博士論文

資料形態 : テキストデータ プレーンテキスト
コレクション : 国立国会図書館デジタルコレクション > デジタル化資料 > 博士論文
博士論文

目次

目次

はじめに

第一章 中国との出会い

第一節 中国文学との出会い

第二節 日中戦争で見た中国の「風景」

第二章 『司馬遷』論-作品における大東亜共栄圏批判

第一節 創作の動機について

第二節 作品の時代背景

第三節 『司馬遷』の削除問題について

第三章 上海体験-けもののしるしを押され人たち

第一節 中日文化協会

①汪兆銘政権について

②中日文化協会について

③中日文化協会のその活動について

④雑誌「中日文化月刊」

第二節 『上海の螢』論-上海に群がる螢たち

①作品の文体について

②作品における武田泰淳の大東亜批判と自己批判

③太平洋戦争下の上海

④〈けもののしるし〉を押された人たち

第四章 罪の自覚を求める心

第一節 『審判』論

①歴史的な持続と個人的な悩み

②二郎の殺人行為

③罪への自覚

第二節 『ひかりごけ』論-この我を恃んで

①作品の構造と土台

②〈文明人〉の人肉喰い

③善悪への眼差し

④船長の〈我慢〉

終わりに

参考文献

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