幕藩制国家の琉球支配

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書誌事項

タイトル
幕藩制国家の琉球支配
タイトル別名
  • バクハンセイ コッカ ノ リュウキュウ シハイ
  • bakuhansei kokka no ryukyu shihai
著者
Kamiya, Nobuyuki
著者
紙屋, 敦之
学位授与大学
早稲田大学
取得学位
文学博士
学位授与番号
32689乙第839号
学位授与年月日
1991-06-18

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説明

制度:新 ; 文部省報告番号:乙839号 ; 学位の種類:文学博士 ; 授与年月日:1991/6/18 ; 早大学位記番号:新1724 概要書あり

博士論文

資料形態 : テキストデータ プレーンテキスト
コレクション : 国立国会図書館デジタルコレクション > デジタル化資料 > 博士論文
博士論文

目次

序章 琉球支配の研究

第一部 東アジア世界と幕藩制国家

第一章 琉球支配と幕藩体制

はじめに

第一節 琉球支配への動き

1 島津氏の課題

2 豊臣政権の対琉球政策

第二節 江戸幕府の対明政策と琉球

1 大島侵略の計画

2 琉球支配の成立

3 対明政策の展開と失敗

第三節 鎖国の成立と琉球支配

1 琉球王国の｢自立｣化

2 中国貿易維持の模索

3 琉球の幕藩制的領有の確定

おわりに

第二章 日本近世の統一と韃靼

第一節 加藤清正のオランカイ侵入

第二節 日本のオランカイ認識

第三節 女真族の脅威

第四節 統一政権の蝦夷地支配

第三章 幕藩制国家の成立と東アジア

第一節 日本の統一政権と女真族

1 加藤清正のオランカイ侵入

2 女真族に対する警戒

第二節 江戸幕府の鎖国と後金国の台頭

1 後金国をめぐる東アジアの緊張

2 江戸幕府の鎖国

第三節 明清交替と日本の対応

1 南明政権との関係追求

2 琉清関係の容認

第二部 日本の鎖国と琉球支配

第一章 亀井琉球守考-豊臣政権の琉球支配-

第一節 亀井｢琉球守｣の創出

1 亀井｢琉球守｣宛の文書

2 亀井｢琉球守｣の意図

第二節 島津氏の琉球支配

1 琉球の｢与力｣編成

2 七島の支配

第二章 島津氏の琉球侵略と権力編成

第一節 琉球侵略をめぐる権力内部の対立

第二節 琉球侵略の動機と目的

第三節 島津氏の権力編成と琉球支配

第三章 琉球国司考-鎖国制下の琉球支配-

第一節｢嘉吉附庸｣説

1 琉球の幕藩制社会への編入

2 琉明関係の正常化

3｢嘉吉附庸｣説の成立

第二節｢琉球国司｣号

1 国司号の成立

2 国司号の意図

3 中山王号の復活

第三部 明清交替と琉球支配

第一章 七島郡司考-日琉関係の隠蔽-

第一節 明の滅亡と日本･琉球

1 江戸幕府の明侵略計画

2 琉清関係の成立

第二節 日琉関係の隠蔽

1 韃靼の脅威

2 吐喝喇国の創出

第二章 幕藩体制下における琉球の位置-幕･薩･琉三者の権力関係-

第一節 琉球使節に関する通説の問題点

第二節 幕藩権力と琉球使節の位置

1 宝永以前の琉球使節

2 宝永度の改革

3 幕･薩･琉間の新局面

第三節 琉球の｢独自の王国｣の偽装

1 日琉関係の隠蔽

2 進貢と｢王権｣の維持

補論 琉球使節の最後に関する考察

第一節 江戸上りの計画と延期

第二節 江戸上り延期の理由

終章 対明政策と琉球支配-異国から｢異国｣ヘ-

第一節 中世日本と古琉球の関係

1 中世日本からみた古琉球

2 島津氏の琉球支配の策動

第二節 対明政策と琉球支配

1 豊臣秀吉の朝鮮侵略と琉球支配

2 江戸幕府の鎖国と琉球支配

第三節 明清交替と琉球支配

1 明の滅亡と日本･琉球の対応

2 日琉関係の隠蔽

あとがき

索引

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