第二次世界大戦とフランス領インドシナ-「日仏協力」の研究-

書誌事項

タイトル
第二次世界大戦とフランス領インドシナ-「日仏協力」の研究-
タイトル別名
  • ダイニジ セカイ タイセン ト フランスリョウ インドシナ : ニチフツ キョウリョク ノ ケンキュウ
著者
立川, 京一
著者別名
  • Tachikawa, Kyoichi
  • タチカワ, キョウイチ
学位授与大学
上智大学
取得学位
博士(国際関係論)
学位授与番号
32621乙第147号
学位授与年月日
1999-03-09

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説明

博士論文

資料形態 : テキストデータ プレーンテキスト
コレクション : 国立国会図書館デジタルコレクション > デジタル化資料 > 博士論文
博士論文

目次

目次

序章

第1節 主題の設定と分析手法

第2節 本論の構成

第3節 先行研究

(1)本邦における研究

(2)フランスにおける研究

(3)欧米(主として英語圏)における研究

第I部

第1章 日中紛争と仏印~援蒋ルート問題を中心に~

はじめに

第1節 援蒋ルートの概要

第2節 初期の仏印ルート禁絶交渉とフランスの措置

第3節 ブリュッセル会議に見る同時期のアメリカの対仏印認識

第4節 日中紛争の長期化と仏印をめぐる日仏関係

第5節 第二次世界大戦の勃発と日仏関係

第6節 仏印ルート問題に関する日本陸軍の行動

おわりに

第2章 「日仏協力」の起源

第1節 対独休戦時のフランス政府

第2節 仏印の状況

第3節 仏印維持のための外交努力

第4節 カトルーの対日譲歩

第5節 「松岡=アンリー協定」

第3章 「日仏協力」の制度的形成

第1節 軍事面における「日仏協力」体制の形成

(1)北部仏印進駐(1940年9月)

(2)南部仏印進駐(1941年7月)

(3)太平洋戦争開戦(1941年12月)

(4)軍事に関するその他の協定

(5)仏印「共同防衛」の性格

第2節 経済面における「日仏協力」体制の形成

(1)仏印での交渉

(2)東京での交渉

(3)協定の成立とその内容

(4)日・仏印経済協定の意義、背景、そして問題点

第4章 北部仏印進駐後にフランスが戦った対外紛争と南部仏印進駐への影響

第1節 泰・仏印国境紛争と米・英・独の対応

第2節 シリア事件と南部仏印進駐への影響

第II部

第1章 太平洋戦争開戦後のフランス領インドシナ

第1節 フランスの対太平洋戦争方針と対米・対中関係

第2節 日本の対仏印方針

第3節 太平洋戦争中期の仏印における日仏関係

第4節 「静謐保持」から「武力処理」へ

第2章 「日仏協力」の実際

第1節 軍事面における協力

(1)基地・宿営地・兵舎などの提供

(2)駐屯経費の負担

(3)援蒋滞貨問題

(4)船舶徴用

(5)情報提供

(6)軍事面におけるその他のフランスの対日協力行為

(7)日本軍の対仏印協力行為

(8)日・仏印両軍の交流

(9)協同作戦

第2節 経済面における協力

(1)貿易

(2)資源調査と開発事業

第3章 対独協力との比較

第1節 協力の目的

第2節 対独協力の実際とその成果

第3節 対日協力と対独協力との比較

第4章 仏印以外のフランス領等における「日仏協力」

第1節 ニュー・カレドニアとマダガスカル

(1)ニュー・カレドニア

(2)マダガスカル

(3)日本の対応

第2節 中国に関する諸問題

(1)広州湾進駐

(2)在中特権の放棄

(3)汪兆銘政権承認問題

終章 日仏協力のバランス・シート

主要参考文献等一覧

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

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