バウムガルテンからドイツ観念論にいたる美学の変容 : 象徴の概念史に即して

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Bibliographic Information

Title
バウムガルテンからドイツ観念論にいたる美学の変容 : 象徴の概念史に即して
Other Title
  • バウムガルテン カラ ドイツ カンネンロン ニ イタル ビガク ノ ヘンヨウ : ショウチョウ ノ ガイネンシ ニ ソクシテ
Author
小田部, 胤久
Alias Name
  • オタベ, タネヒサ
University
東京大学
Types of degree
博士 (文学)
Grant ID
甲第9743号
Degree year
1992-10-12

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博士論文

資料形態 : テキストデータ プレーンテキスト
コレクション : 国立国会図書館デジタルコレクション > デジタル化資料 > 博士論文
博士論文

Table of Contents

目次(第一冊)

凡例

目次

序

第一章 啓蒙主義的美学における象徴の問題

第一節 ライプニッツ-ヴォルフ学派における象徴の位置

〔1〕象徴的認識の利点と欠点

〔2〕記号結合法の目指すもの

第二節 バウムガルテンにおける｢外延的明晰性｣の理論

〔1〕感性的表象の外延的明晰性

〔2〕詩における象徴的認識の外延的明晰性

第三節 バウムガルテン学派の美学のイリュージョン理論

〔1〕メンデルスゾーンのイリュージョン論

〔2〕レッシングの詩画比較論とその背景

〔3〕レッシングのイリュージョン論

〔4〕バウムガルテン学派の美学の絵画性とその記号論的基礎

第二章 カント美学における美の象徴性

第一節 カントにおける｢記号｣と｢象徴｣の問題の背景

〔1〕『判断力批判』に先立つライプニッツ-ヴォルフ学派の記号論への批判

〔2〕可想界と現象界の象徴的関係

第二節『判断力批判』における｢象徴｣理論

〔1〕象徴の一般的機構

〔2〕美と道徳の類比

第三節 感性化と象徴

〔1〕｢美しいもの｣における感性化

〔2〕｢崇高なもの｣における感性化

〔3〕｢美しいものへの知的関心｣における感性化

〔4〕｢美的理念｣における感性化

〔5〕感性化としての象徴の位置と方位

〔6〕『判断力批判』の象徴理論の歴史的意義

第三章 古典的美学の象徴理論

第一節 ヘルダーにおける象徴理論

〔1〕『断章』における詩的言語の理論

〔2〕『批判論叢』における詩的言語の理論

〔3〕『批判論叢』におけるアレゴリー批判

〔4〕『彫塑』における触覚の美学

〔5〕｢現象一表現｣としての象徴

第二節 モーリッツにおける象徴理論

〔1〕｢結合の試み｣における美の自立性の問題

〔2〕記号の自立性

〔3〕芸術にとっての典型としての彫刻

〔4〕言語の造形性

第四章 ロマン的美学の象徴理論

第一節 シラーの象徴概念

〔1〕『哲学書簡』における｢象徴｣概念

〔2〕『カリアス書簡』におけるカント受容と｢象徴｣概念

〔3〕｢自然｣および｢自由｣概念の変質

〔4〕古典的な美の理想性とその崩壊

〔5〕近代における芸術の原理

〔6〕理想の感性化における象徴的操作

〔7〕｢呼びかけ｣としての象徴

第二節 シェリングにおける｢象徴｣と｢アレゴリー｣の問題

〔1〕『体系』における象徴の問題

〔2〕『芸術の哲学』における象徴の定義

〔3〕歴史哲学的構想における象徴とアレゴリーの問題

〔4〕近代の課題における芸術の位置

〔5〕彫塑的と絵画的

第三節 ヘーゲルにおける｢象徴的-古典的-ロマン的｣芸術形式の問題

〔1〕｢理想｣における内容と形態との一致

〔2〕象徴的芸術形式における指示的意味作用

〔3〕古典的芸術形式における意味の自立性

〔4〕古典的芸術形式の限界

〔5〕ロマン的芸術形式における回帰的意味作用

〔6〕彫塑的と絵画的あるいは音楽的

第四節 古典的美学とロマン的美学

結語

目次(第二冊)

註

文献表

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