契約締結時における「意思無能力」法理に関する基礎的考察 : ドイツ法にいわゆる自然的行為無能力概念の検討を手がかりとして

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Title
契約締結時における「意思無能力」法理に関する基礎的考察 : ドイツ法にいわゆる自然的行為無能力概念の検討を手がかりとして
Other Title
  • ケイヤク テイケツジ ニ オケル イシ ムノウリョク ホウリ ニ カンスル キソテキ コウサツ : ドイツホウ ニ イワユル シゼンテキ コウイ ムノウリョク ガイネン ノ ケントウ オ テガカリ ト シテ
Author
熊谷, 士郎
Alias Name
  • クマガイ, シロウ
University
東北大学
Types of degree
博士 (法学)
Grant ID
甲第7584号
Degree year
2000-07-19

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Description

博士論文

資料形態 : テキストデータ プレーンテキスト
コレクション : 国立国会図書館デジタルコレクション > デジタル化資料 > 博士論文
博士論文

Table of Contents

序章 本稿の課題と構成

一 本稿の課題を検討する意義

二 本稿の問題意識と課題

三 本稿の構成

第一章 我国の意思無能力論の整理検討

第一節 旧民法

一 「意思無能力」に該当する部分

二 「行為無能力」に該当する部分

三 小括

第二節 明治民法制定過程

一 法典調査会における議論

二 梅・富井博士の見解

第三節 明治民法制定過程後の理論展開

一 意思無能力

二 行為無能力

第二章 ドイツ法における自然的行為無能力概念の検討

第一節 普通法時代

一 普通法学説

二 立法例

三 裁判例

四 小括

第二節 BGB制定過程における行為無能力概念

一 行為無能力者

二 制限行為能力者及び障害看護

第三節 BGB制定後の判例学説の展開

第一款 要件

第二款 「自由な意思決定をなしえない」の判断枠組

第三款 取引安全の保護の要請

第四款 制限行為能力者と同様に扱うことを主張する見解

第五款 小括

第四節 ドイツ法のまとめ-我国の意思無能力論への示唆をかねて

一 ドイツ法のまとめ

二 我国の意思無能力法理への示唆

第三章 我国の判例裁判例の検討

第一節 判例裁判例の紹介

一 明治三八年大審院判決以降

二 昭和二九年最高裁判決以降

第二節 横断的検討

一 事案

二 判断枠組

結章 提言と総括

一 提言

二 「本稿の課題を検討する意義」で述べた問題について

三 総括と残された問題

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