韓国無教会キリスト教思想の研究

目次

序論

第1節 はじめに

(1)本研究の対象と構成

(2)韓国無教会のテクストとその研究

第2節 キリスト教と文化の出会い-状況化をめぐっての理論

(1)韓国の近代プロテスタントキリスト教略史とその状況

(2)キリスト教と文化との諸モデル

(3)状況についての再モデル化

第I部 韓国の無教会思想家

第一章 金教臣

はじめに

第1節 無教会思想に至る背景

(1)青年期までの金教臣

(2)内村鑑三との出会い

第2節 軌跡

(1)朝鮮教会側との論争

(2)朝鮮教会側との係わり

(3)日本無教会との関係

(4)晩年

第3節 教会観

(1)聖書研究

(2)個別関係性の重視

(3)無教会的教会観の形成

第4節 無教会思想の理念

(1)希望

(2)信仰と実践の一致

(3)民族

(4)歴史

第二章 宋斗用

第1節 信仰のみの信仰

(1)信仰至上主義

(2)神学

(3)伝道

(4)民族

第2節 教会

(1)無境界主義

(2)エクレシア

(3)実践

第三章 盧平久

第1節 宗教的･道徳的自覚

(1)塚本虎二の影響

(2)道徳と信仰

(3)道徳主義

第2節 贖罪信仰

(1)贖罪信仰と社会

(2)教会と国家

第3節 民族の信仰改革

(1)聖書･朝鮮･無教会

(2)主体化･土着化の論理

第4節 東洋キリスト教の使命

(1)東洋の精神

(2)東洋的キリスト教の意味

第四章 まとめ-各思想家の特徴

(1)思想的背景

(2)神学観･聖書研究

(3)伝統･社会･民族観

(4)教会･既成教会観

(5)日本無教会との関係

(6)現代無教会への影響

(7)モデルとの関係

第II部 現代韓国･日本無教会の分析

第一章 現代の韓国無教会

第1節 社会的分布

第2節 組織構造

第3節 信仰･聖書･礼拝･聖礼典

(1)信仰生活

(2)聖書研究

(3)礼拝(集会)

(4)洗礼及び聖餐

第4節 宗教生活

(1)無教会信者になる前の宗教的背景

(2)子供たちに対する信仰教育

第5節 既成教会との関係

第6節 社会的側面

(1)個人と社会

(2)教育に対する意見

(3)政治指導者に対する意見

(4)文化と民族性に対する意見

第7節 韓国的土着化

(1)日本無教会との関係

(2)特徴

(3)方向

第8節 冬季全国聖書講習会

第二章 現代の日本無教会

第3節 信仰･聖礼典

(2)礼拝(集会)

(3)洗礼及び聖餐

(2)伝道

第7節 日本的土着化

(1)韓国無教会との関係

第三章 まとめ-韓･日無教会の特徴

第1節 無教会の基本性格

(1)宗教改革運動としての無教会

(2)組織

(3)信仰

(4)礼拝

第2節 状況の中での両国無教会

(1)神学

(2)既成教会との関係

(3)指導者観

(4)韓･日無教会の交流

(5)宗教文化･民族･キリスト教史的状況

結論

注

文献リスト

設問紙(付録)