「インターナショナル・スタイル」の研究

Bibliographic Information

Title
「インターナショナル・スタイル」の研究
Other Title
  • 「 インターナショナル ・ スタイル 」 ノ ケンキュウ
Author
佐々木, 宏
Alias Name
  • ササキ, ヒロシ
University
東京大学
Types of degree
博士 (工学)
Grant ID
乙第13160号
Degree year
1997-01-30

Search this Article

Description

博士論文

資料形態 : テキストデータ プレーンテキスト
コレクション : 国立国会図書館デジタルコレクション > デジタル化資料 > 博士論文
博士論文

Table of Contents

目次

凡例

まえがき

序章 1932年;ある建築展と3種類の本

1.1932年のニューヨークの近代美術館の建築展覧会

2.近代美術館の建築展の『カタログ』

3.『カタログ』と内容の同じ別の本

4.『カタログ』とは別の『本』

5.『カタログ』と『本』の復刻版

6.近代美術館の建築展の標題を「インターナショナル・スタイル」としている事例

7.『インターナショナル・スタイル:1922年以降の建築』を、1932年の近代美術館の建築展のカタログとみなしている事例

8.「Modern Architects」を建築展の名称としている事例

9.「Modern Architects」を『カタログ』とみなしている事例

10.近代美術館の建築展の開催を1931年としている事例

11.1932年の近代美術館の建築展や『インターナショナル・スタイル』についての曖昧な表記

12.当事者による曖昧な記述

13.外国における誤記の事例

14.誤記や混同についての問題

第1章 近代美術館と最初の建築展の背景

1.ニューヨークの近代美術館の建築部門の果たした役割

2.ニューヨークの近代美術館の創設

3.ニューヨークのMoMAの建築

4.最初の建築展の準備と背景

5.最初の建築展と日本における反響

6.批評家フィリップ・ジョンソンとジョセフ・アーバン

7.「拒絶された建築家」展

8.建築展の趣意書

第2章 ニューヨークのMoMAの最初の建築展

1.「近代建築:国際展覧会」の意義

2.展覧会の関係者たち

3.建築展の会場構成

4.建築展の内容

5.建築展の批評

第3章 「近代建築:国際展覧会」の『カタログ』

1.『カタログ』の双生児本

2.『カタログ』の内容構成

3.参考文献

4.「序文」について

5.「歴史的覚書」について

6.「近代建築の拡大」について

7.建築家別の展示

8.第3部の「ハウジング」

第4章 『インターナショナル・スタイル:1922年以降の建築』

1.『インターナショナル・スタイル:1922年以降の建築』の刊行をめぐって

2.「インターナショナル・スタイル」の命名者について

3.「インターナショナル・スタイル」の造語の背景

4.『インターナショナル・スタイル:1922年以降の建築』の内容

5.作品対照表

6.書評

第5章 拒絶された建築家、ルドルフ・M・シンドラー

1. ライトとシンドラーの排除

2. ルドルフ・M・シンドラーとMoMAの建築展

3. ルドルフ・M・シンドラーの再評価

第6章 フランク・ロイド・ライトと「インターナショナル・スタイル」

1.ヒッチコックによるライトの評価の変化

2.ライトとMoMAの最初の建築展

3.MoMAによるライトの建築展

4.『素材の本質の中で』をめぐって

5.ライトと「インターナショナル・スタイル」

第7章 「インターナショナル・スタイル」の普及と展開―アメリカの1930年代

1.「近代建築:国際展覧会」の巡回展

2.シカゴの「進歩の世紀博覧会」

3.ヨーロッパの指導的建築家の訪米と移住

4.アメリカの建築教育の転回

5.2つの美術館の間

6.ニューヨーク世界博覧会

第8章 建築史家と研究者による論評

1.ジグフリート・ギーディオン

2.ニコラウス・ペヴスナー

3.J・M・リチャーズ

4.レイナ―・バンハム

5.デニス・シャープ

6.アンソニー・ジャクソン

7.L・ピール、P・パウエル、A・ガーレット

8.ドリーン・ヤーウッド

9.アーノルド・ホイティック

10.ユルゲン・イエディッケ

11.ヴォルフガング・ペーント

12.ヴィットリーオ・M・ラムプニャーニ

13.ベルナール・シャンピニュールとジャン・アッシュ

14.ドゥニーズ・バドゥヴァン

15.ブルーノ・ゼヴィ

16.レオナルド・ベネヴォロ

17.マンフレード・タフーリとフランチェスコ・ダル・コ

18.ヴィットリーオ・グレゴッティ

19.クリスチャン・ノルベルク=シュルツ

20.蔵田周忠

21.ルードヴィッヒ・ヒルベルザイマー

22.ルイス・マンフォード

23.アメリカの建築史家

第9章 50年後と60年後の再評価

1.『プログレッシヴ・アーキテクチュア』誌の特集

2.『スカイライン』誌

3.『AIAジャーナル』誌

4.『アーキテクチュラル・レコード』誌

5.『ニューヨーク・タイムズ』

6.60年後に再現された展覧会とカタログ

第10章 各種の資料の中の「インターナショナル・スタイル」

1.辞典および事典

2.各国別の近代建築史

3.建築家の評伝とモノグラフ

4.建築ガイドブック

5.建築論

終章 「インターナショナル・スタイル」の認知をめぐって

1.『インターナショナル・スタイル』の新版

2.多様な呼称のなかの「インターナショナル・スタイル」

3.「インターナショナル・スタイル」の認知の拡大

参考文献

索引(人名)

索引(建築作品)

あとがき―謝辞を兼ねて

Details 詳細情報について

Report a problem

Back to top