食品企業の発展と企業者活動に関する研究 : 日清食品における製品革新の歴史を中心として
書誌事項
- タイトル
- 食品企業の発展と企業者活動に関する研究 : 日清食品における製品革新の歴史を中心として
- タイトル別名
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- ショクヒン キギョウ ノ ハッテン ト キギョウシャ カツドウ ニ カンスル ケンキュウ : ニッシン ショクヒン ニ オケル セイヒン カクシン ノ レキシ オ チュウシン ト シテ
- 著者
- 木島, 実
- 著者別名
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- キジマ, ミノル
- 学位授与大学
- 日本大学
- 取得学位
- 博士 (農学)
- 学位授与番号
- 乙第5398号
- 学位授与年月日
- 1998-07-06
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説明
博士論文
資料形態 : テキストデータ プレーンテキスト
コレクション : 国立国会図書館デジタルコレクション > デジタル化資料 > 博士論文
博士論文
目次
はしがき
目次
序章 企業発展の論理
1.企業発展の論理―企業者活動をめぐる既存の理論―
2.企業発展にみる製品革新と経営多角化
3.経営革新に対応したマーケティング・ミックスと先駆者利潤
4.食品(加工型)企業における発展の論理
5.本論文の課題と方法
6.本論文の構成
第I部 即席めん業界の創成と市場の展開―日清食品の経営発展の歴史を中心として―
第1章 戦後の新食品"即席ラーメン<1袋めん>"の登場と成長
1.即席めん類の商品特性と成長要因
2.即席めん業界の創成と市場の拡大
3.販売集中度の推移と市場競争
第2章 日清食品の業界内における地位と経営成果の推移
1.業界内での地位
2.経営成果の推移
第II部 日清食品における企業発展の経緯と歴史―製品革新と企業者活動を中心に―
第3章 日清食品における経営史の分析視点とその課題
1.製品開発とファーストエントリー商品
2.経営史の分析視点としての企業者活動
3.経営発展と経営多角化
第4章 市場創成期における日清食品の企業者活動
1.即席ラーメンの開発と創業者精神
2.即席ラーメンの製品化と創業時のマーケティング戦略
3.同業者の増大と競争の激化
4.過当競争下での日清食品の売上高と市場シェア
第5章 新製品"カップヌードル"の開発と日清食品のトップ企業への復帰
1.スナックめん「カッブヌードル」の開発とその経緯
2.100円単価の設定と販売促進活動
3.市場シェアの回復とリーディングカンパニーへの復帰
4.高度経済成長下での高価格・高級化即席めんブーム
第6章 "ラ王"の開発と日清食品の地位
1.高級化即席めんの模索―生めんタイプLLめん―
2.LLカッブめん市場への参入と製品戦略
3.スナックめん市場における50%シェアと高収益性の確保
第III部 食品製造業における企業発展の論理
第7章 製品問発にみるカテゴリー革新の継続
1.日清食品の企業者活動にみる製品カテゴリー革新
2.即席めん業界発展過程の時代区分と主要企業の製品戦略
第8章 製品革新の担い手―創業者「個人」からブランドマネージャー「組織」ヘ―
1.創業者安藤百福のアイデアにもとづく企業者活動
2.日清食品の開発研究所と開発投資
3.創業者のアイデアにもとづく製品開発と組織革新による製品開発
4.ブランドマネージャー制度の導入と「ブランド連想」
5.ブランドマネージャー制度の下における「日清ラ王」の開発
第9章 製品革新を支えたマーケティング・ミックス
1.日清食品の企業者活動にみるマーケティング・ミックス
2.新製品導入期のプロモーション・キャンペーン―敗売促進戦略(1)―
3.スーパー・マーケットとマス・マーケットの形成―販売促進戦略(2)―
4.製品革新を支えた販売ルートの開拓―チャネル戦略―
5.マーケティング・ミックスによる製品革新の成果の内部化
終章 日清食品にみる食品企業発展論理の一般化
1.本論文の要約
2.日新食品の持続的発長の要因
3.日清食品における企業発長の論理の食品企業への一般化
4.むすびにかえて
主な引用・参考文献
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1920583860307209472
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- NII論文ID
- 500000167333
- 500001793652
- 500000675195
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- DOI
- 10.11501/3146455
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- NDL書誌ID
- 000000331647
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- データソース種別
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- NDLサーチ