書誌事項

タイトル
異都憧憬 : 日本人のパリ
タイトル別名
  • イト ドウケイ : ニホンジン ノ パリ
著者
今橋, 映子
著者別名
  • イマハシ, エイコ
学位授与大学
東京大学
取得学位
博士 (学術)
学位授与番号
甲第9693号
学位授与年月日
1992-07-17

この論文をさがす

説明

博士論文

資料形態 : テキストデータ プレーンテキスト
コレクション : 国立国会図書館デジタルコレクション > デジタル化資料 > 博士論文
博士論文

目次

目次<第一分冊>

序章

1 幻のパリ計画

2「外国人のパリ」研究の現状

3 本論の目的と構成

第I部 ボヘミアン文学のパリ

第一章 ボヘミアン生活の神話と現実

1 十九世紀パリ・ボヘミアン生活の成立

2 ミュルジェール『ボヘミアン生活の情景』からオペラ『ラ・ボエーム』へ

3 芸術家と社会--芸術家伝説としてのボヘミアニズム

第二章 アカデミー・ジュリアンと文学

1 アカデミー・ジュリアン--外国人画学生の青春

2 マリー・バシュキルツェフ、あるいは女性画家の肖像

第三章 日本におけるボヘミアン文学

-1 絵を描かぬ画家--岩村透『巴里の美術学生』新考

-2 ボヘミアン文学としての永井荷風--『ふらんす物語』

第II部 まなざしの変貌--近代作家のパリ体験

第四章 乖離の様相--高村光太郎

1 乖離の様相

2「雨にうたるるカテドラル」再考

第五章 生きられる都市--島崎藤村『佛蘭西だより』

1 旅窓にて

2 街上

3 生きられる都市

4 広場の発見

5 エトランゼエの眼

第六章 至福の時間--ピュヴィス・ド・シャヴァンヌと藤村

1 日本におけるシャヴァンヌ受容

2 藤村のシャヴァンヌ理解

3 旅愁の沈静

4 シャヴァンヌとセザンヌ

5 絵画の領分

第七章 徒花の都--金子光晴

1 ニヒリストの目

2 徒花の都

3 パリという女

4 はかなき時代

5「ねむれ」巴里

第八章 一九三〇年代のパリ--ミラー・ブラッサイ・オーウェル・光晴

1 画家光晴

2 ルポルタージュという手法

3 パリの眼

4 1930年代へのオマージュ

終章

<第二分冊>

参考文献

「日本人のパリ」作品年表

<第三分冊>

図版

図版目録

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ