消費者の価値意識とマーケティング・コミュニケーション

論文目録

目次

はしがき

第I部 消費者をベースとしたマーケティングとコーポレート･アイデンティティの諸問題

第1章 現代社会における消費者とマーケティング

1 マーケティングにおける消費者概念から生活者概念への展開

2 現代消費者の価値意識

3 消費者の価値意識とマーケティング

第2章 コンシューマー･アイデンティティと企業行動

1 コンシューマー･アイデンティティと消費者主催

2 消費者とイメージ論

3 消費の外部効果とコンシューマー･アイデンティティ

4 環境問題-コンシューマー･アイデンティティ-エコロジカル･マーケティング

5 コンシューマー･アイデンティティとコーポレート･アイデンティティの連結ヘ

第3章 コーポレート･アイデンティティと経営･マーケティング

1 アイデンティティの基本概念

2 コ-ポレート･アイデンティティ-CIの概念

3 CIの歴史と背景

4 日本におけるマーケティング･マネジメントの発展とCI

5 市場戦略とCI

6 CIへの批判･問題点と統合的CIの理念

7 経営･マーケティングとCIの結節点の今後のポイント

第4章 情報化社会における流通システムの変化とコーポレート･アイデンティティ

1 生産･流通のトータル･システムの強化とCI

2 垂直的流通システムと多元的流通システム

3 流通システムにおける情報化の進展

4 流通業におけるCIの現状とありかた-大規模小売業について

第5章 組織の自己革新とコーポレート･アイデンティティ

1 最近の組織環境とコーポレート･アイデンティティ

2 バーナードの組織論とコーポレート･アイデンティティ

3 組織における価値システムの共有とコミュニケーション

4 組織のライフサイクルとCI

5 組織の維持･革新･進化

6 組織文化の戦略的重要性とその形成･変革

7 組織の自己革新とCI

第6章 コーポレート･イメージとイメージ測定

1 イメージとは何か-その機能

2 イメージと他の心的過程との関係

3 サイン-シンボル過程とイメージ

4 コーポレート･イメージ,コーポレート･シンボルと広告

5 セマンティック･ディファレンシャル法によるイメージ測定の意義

6 SD法によるコーポレート･イメージ測定の実際

7 イメージ形成過程の推定とイメージ戦略のありかた

第II部 消費者意識の構造分析

第7章 カナダ･日本の価値意識とライフ･スタイルの構造比較

1 クロス･カルチュラル･リサーチの目的と概要

2 分析の結果と考察

3 補足とまとめ

第8章 消費者意識構造モデルによる総合的分析

1 総合的な｢消費者意識構造モデル｣構築

2 モデルの構成変数の検討

3 モデル構成変数の相互開連分析

4 分析の要約と結論

5 環境問題と価値意識

第III部 広告管理と広告のコミュニケーション効果モデル

第9章 広告効果階層モデルとDAGMAR

1 広告目標と広告効果測定

2 効果目標としての売上高基準および購買行動基準の問題

3 AIDMA,ラヴィッジ=スタイナー･モデル

4 DAGMARモデル

5 広告効果階層モデルの動向と効用

第10章 消費者情報処理モデル･態度モデル･低関与学習モデル

1 消費者情報処理モデル(エンゲル,ハワード,統合情報反応モデル)

2 電通のDMPモデル

3 態度概念と認知論的な態度モデル

4 低関与学習モデルによる広告効果モデル

第11章 モデルの類型化とアフェクト要因を組みいれたモデル

1 製品関与度の相異による消費者意思決定プロセス･モデルの類型化

2 アフェクト要因を重視した効果モデル

第12章 広告効果総合モデルの構築と測度の統一化

1 広告効果総合モデルの構築と測度の統一化

2 補遺 今後の広告効果測定,広告効果モデルのありかたに関連して

補章 広告論における広告批判と反批判の諸側面

1 広告批判論の多面性

2 経済学的批判とそれに基づく社会的批判

3 マーケティング･消費者問題と広告の社会性

4 まとめ

索引

人名索引

事項索引