現代語助詞「は」の構文論的研究

書誌事項

タイトル
現代語助詞「は」の構文論的研究
タイトル別名
  • ゲンダイゴ ジョシ ワ ノ コウブンロンテキ ケンキュウ
著者
青木, 伶子
著者別名
  • アオキ, レイコ
学位授与大学
東京大学
取得学位
博士 (文学)
学位授与番号
乙第11880号
学位授与年月日
1994-09-12

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説明

博士論文

資料形態 : テキストデータ プレーンテキスト
コレクション : 国立国会図書館デジタルコレクション > デジタル化資料 > 博士論文
博士論文

目次

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第一章「は」助詞とその周辺

第一節「は」肋詞の用法概観およびデータの扱ひについて

第二節 格と格助詞

1 各種成分の位置付け

2 格とは

3 格助詞とは

第三節 格助詞の表現性

第四節 格成分と述語成分との関係構造

1 述語の統括機能について

2 述語の素材概念について

3 格機能について

第五節 主体的表現部の構造

1 素材表現部の構造

2 主体的表現部の構造

3 素材表現部と主体的表現部との関係構造

第六節 間接成分と述語成分との関係構造

1 連用修飾の構造

2 連体修飾の構造

3 叙述誘導の構造

4 並立の構造

5 直接・間接成分と主体的表現部との関係構造

第二章 格成分と関る用法

第一節 格助詞のない場合

1 真の題目―付 主語

2 ガ格の代行とされたもの―主語題目

3 ヲ格の代行とされたもの―目的語題目

4 二格の代行とされたもの―付(デ)ハ・(へ)ハ

5 真の題目トハ

6 ノの代行とされたもの― 東京ハ神田の生まれ

第二節 状況題目提示のニハ・デハ

1 ニハ

2 デハ

第三節 格助詞に下接する用法

3 トハ

4 ヘハ・ヨリハ・カラハ

第三章 連用修飾成分に下接する用法

第一節 情態修飾成分

1 形容詞・形容動詞の連用形

2 情態副詞

第二節 程度修飾成分

第三節 限定修飾成分

第四章 接続成分あらため並立成分に下接する用法

第一節 並立助詞「て」について

第二節 条件用法

1 既定順接条件

2 仮定順接条件

第三節 反復用法

第五章 成分内用法

第一節 述語成分の二分結合

1 述語句の二分結合

2 述語の動詞・形容詞の二分結合

3 補助動詞の二分結合

4 助動詞ダの二分結合

第二節 成分形成用法

第六章 連体修飾との関り

第七章 否定表現との関り

第一節 意味的要請

1 否定と深く関る用法

2 意味的要請

3 デナイとデハナイとの比較

4 曖昧表現の構造

5 a型b型の分布

6 ハ のはたらき

第二節 構文的要請

第八章「は」助詞の係助詞性

まとめ

あとがき

参考文献

索引

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

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