北海道南部のアイヌ語の音声・映像資料の収録と語彙の記述 - 沙流・鵡川の方言を中心に -
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- 田村 すず子
- 研究代表者
- 早稲田大学
研究課題情報
- 体系的番号
- JP01510298 (JGN)
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
科研費情報
- 研究課題/領域番号
- 01510298
- 研究種目
- 一般研究(C)
- 配分区分
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- 補助金
- 審査区分/研究分野
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- 文学 > 文学 > 言語学・音声学
- 研究機関
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- 早稲田大学
- 研究期間 (年度)
- 1989 〜 1989
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 1,600,000 円 (直接経費: 1,600,000 円)
研究概要
1.音声資料および映像の収録と語彙調査 平成元年8月、釧路において板綴舟とその進水式儀礼(沙流出身の日川善次郎氏司式)を写真撮影し、ビデオテ-プについては、NHK釧路が撮影したものを提供してもらうことにし、入手した。また、太平洋沿岸地域に保存されている丸木舟と厚司の調査を行い、語彙収集の基礎資料とした。(難波) 12月、静内の調査を行い、静内町豊畑の織田ステノ氏(女)、同町春立の葛野辰次郎氏(男)からユ-カラ等を採録した。(難波・田村) 平成2年2月、釧路での「アイヌ民俗文化祭」において、旭川、平取(沙流)、釧路、阿寒のアイヌの人々に会って調査を行った。そこで演じられたユ-カラ・歌謡・舞踊・民話などのビデオテ-プについては、北海道ウタリ協会が録画したものを提供してもらうことにした。(田村) 2.資料の整理・分析・記述 『アイヌ語音声資料(4-6)索引』を作成した。 沙流方言の未整理のテ-プを筆記して、整理を進めた。また、語の形態分析を試みるとともに、必要に応じて、各語の用例を網羅的に打ち出し、これを用いて意味分析を行った。特に物質文化に関する語彙については、分担者の難波氏に協力願った。こうして語彙記述を進めるとともに、後日公刊する予定の用例につきアイヌ語辞典の作成を進めた。(田村) 今回の調査で収録された総語彙数は354語で舟に関する語彙は74語であった。舟に関しては形態・機能の概要を明らかにして得て、信仰・儀礼等に関する多くのデ-タも収集した。屈斜路古丹では病気治療のための人尿使用の新情報もなり、これらは、さらに調査、整理をすすめることにより、今まで知られていない語彙の資料となる見通しを得た。(難波)

