教師の専門性の向上に資するリフレクションを用いた教師教育モデルの開発
研究課題情報
- 体系的番号
- JP15K04264 (JGN)
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
科研費情報
- 研究課題/領域番号
- 15K04264
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 人文社会系 > 社会科学 > 教育学 > 教育学
- 研究機関
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- 京都女子大学
- 大阪樟蔭女子大学
- 研究期間 (年度)
- 2015-04-01 〜 2018-03-31
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 4,810,000 円 (直接経費: 3,700,000 円 間接経費: 1,110,000 円)
研究概要
本研究では、教員養成課程の学生や現職教師が、自身の教育実践における経験をリフレクションすることによって気づいた実践的な知を、従来の理論枠組みに布置していくことによって学びを深めていくリアリスティックアプローチの仕組みを教師教育に導入することで、教師の専門性を向上させることを目指した。オランダやドイツでの実施状況を調査した成果を元に教師教育の場に様々な形で導入を試みたが、とりわけ養成課程における効果を質的・量的に分析した結果、学生の学びに向かう姿勢が向上していることが明らかとなった。また、リフレクションという営みの原理的検討を行い、教育に携わるものにとってのリフレクションの必要性を明らかにした。