次世代エピゲノム解析技術の開発とその応用
研究課題情報
- 体系的番号
- JP17H06305 (JGN)
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
科研費情報
- 研究課題/領域番号
- 17H06305
- 研究種目
- 新学術領域研究(研究領域提案型)
- 配分区分
-
- 補助金
- 審査区分/研究分野
-
- 生物系
- 研究機関
-
- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2017-06-30 〜 2022-03-31
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 127,270,000 円 (直接経費: 97,900,000 円 間接経費: 29,370,000 円)
研究概要
トランスオミクスにおいて重要なエピゲノム解析技術の高感度化および多重化に取り組み、独自のTACSライゲーションを開発してメチローム解析技術PBATを高度化するとともに、新規in vivoゲノムフットプリント法DMS-seqを開発した。更に、TACSライゲーションを利用して非定型的DNA構造に富む新規セルフリーDNAを発見した。また多重エピゲノム解析技術開発の基盤となる新規DNAメチル化酵素を同定した。
全ゲノムバイサルファイトシーケンシングにおいて有数の実績を残してきたPBAT法が新技術TACSライゲーションの開発によって更に高度化されて支援に活用されたことによって、メチローム解析を含む多彩な研究が数多く促進された。更に新規ゲノムフットプリント法の開発により、エピゲノム解析手法のレパートリーが拡がった。また長らく見落とされてきた新規クラスの発見によって、血中セルフリーDNAの全貌を明らかにした。