突発性心停止におけるサルコペニアの関与および作用点の解明
研究課題情報
- 体系的番号
- JP17K11577
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 17K11577
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 生物系 > 医歯薬学 > 外科系臨床医学 > 救急医学
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2017-04-01 〜 2023-03-31
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 4,680,000 円 (直接経費: 3,600,000 円 間接経費: 1,080,000 円)
研究概要
非外傷性心停止症例において、骨格筋面積から推定されるサルコペニアの有無と24時間後生存が有意に相関した。カテーテルアブレーションを施行された心房細動患者において、大胸筋面積/体表面積は、女性において心房細動の再発率上昇と関連した。心房細動患者を対象に血液中マイオカインを測定し、ソマトメジンCは5m歩行速度と有意に相関したが、年齢が交絡因子と考えられた。Myostatinは年齢補正後も有意に5m歩行速度と関連を認め、心疾患患者におけるサルコペニアのマーカーとして有用と考えられた。
骨格筋量が心停止患者の予後や、心房細動の再発に関わっていた。サルコペニアと心疾患の重篤性に関連があり、骨格筋量を維持することで心臓病の重篤化を防ぐことができる可能性が明らかとなり、その血液マーカーとしてマイオスタチンが有用である可能性が示された。近年、筋肉量を維持することが健康寿命を延長させることがわかってきたが、本研究はその機序を解明する一助となると考えられる。
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1040000781970041728
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- KAKEN