鉄骨考古学によるイギリス植民地時代バナキュラー建築の年代特定法の研究
研究課題情報
- 体系的番号
- JP19H02331 (JGN)
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
科研費情報
- 研究課題/領域番号
- 19H02331
- 研究種目
- 基盤研究(B)
- 配分区分
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- 補助金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分23040:建築史および意匠関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2019-04-01 〜 2022-03-31
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 17,030,000 円 (直接経費: 13,100,000 円 間接経費: 3,930,000 円)
研究概要
植民地期のバナキュラー建築はこれまで見過ごされてきたが、土着の伝統、文化に対する誇りを醸成する上で潜在的に重要である。しかし、個別の建築物に関する文書や文献資料が少ないため、建築年代を詳細に決定する方法がなく、建築史・文化史の構築の妨げになっている。そこで、この研究では、アジアの旧英領植民地の英領期(19世紀後半から20世紀前半)に建てられた建築物を対象として、考古学的手法により建築に使用された鉄骨部材を形状的特徴から編年し、建築物の年代を決定する方法を開発する。