腫瘤径5mmの超早期膵がんの描出を可能にするインテリジェント型機能化造影剤
研究課題情報
- 体系的番号
- JP19H04470
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 19H04470
- 研究種目
- 基盤研究(B)
- 配分区分
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- 補助金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分90120:生体材料学関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2019-04-01 〜 2022-03-31
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 17,030,000 円 (直接経費: 13,100,000 円 間接経費: 3,930,000 円)
研究概要
膵がんは極めて不良であり、早期発見こそが予後を改善する唯一の手段となっている。MRIは組織分解能に優れ、また様々な角度から撮像できることから膵がんの画像診断法として用いられているが、80%以上の5年生存率が期待できる腫瘍径1cm以下のがん部を描出するには、感度も特異性も決定的に不足している。 本研究では独自のプロテインケージ技術を用いて、直径12nmのナノカプセル型機能化造影剤を分子設計する。そのサイズと剛直性、表面へのアンテナ分子の呈示(分子標的化)、そして細胞シグナルによる構造変化などを制御することによって、膵がんに対する「超高感度化」、「膵がん特異性」、そして「疾患応答性」を付与する。