酸素・水素同位体年輪気候学のための、重水パルスラベリングによる樹木生理学的研究
研究課題情報
- 体系的番号
- JP19K06179
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 19K06179
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分40020:木質科学関連
- 研究機関
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- 国立研究開発法人森林研究・整備機構
- 研究期間 (年度)
- 2019-04-01 〜 2022-03-31
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 4,290,000 円 (直接経費: 3,300,000 円 間接経費: 990,000 円)
研究概要
樹木は、二酸化炭素と水を原料として、光合成によりセルロース(C6H10O5)nを主成分とするバイオマスを生産する。人工的に同位体濃縮された二酸化炭素を葉から光合成により吸収させる方法により、樹木の炭素アロケーションが長年研究されてきた。一方、樹木がどのように雨水を樹体内に吸収し、その水の酸素・水素を光合成により固定し、年輪を含むバイオマスを生産するかという点は明らかにされていない。そこで、本研究では、人工的に同位体濃縮された水を用い、年輪を含む樹体への酸素・水素アロケーションのプロセスを解明する。