Fontan術後患者における下垂体研究
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- 長友 雄作
- 研究代表者
- 九州大学
研究課題情報
- 体系的番号
- JP19K17568
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 19K17568
- 研究種目
- 若手研究
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分53020:循環器内科学関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2019-04-01 〜 2024-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 3,640,000 円 (直接経費: 2,800,000 円 間接経費: 840,000 円)
研究概要
Fontan手術は単心室に対する姑息手術であり、手術技術や管理方法の向上により多くの患者 が成人に達するようになった。Fontan術後遠隔期には多臓器に渡って合併症が起こり、特に門脈を有する肝臓は静脈圧上昇をはじめとした影響を受けやすく、肝合併症は予後を左右する大きな因子となる。本研究ではもうひとつの門脈を有する下垂体に着目し、Fontan循環が下垂体に及ぼす影響を明らかにすることを目的とする。また、Fontan女性患者では、月経異常を抱える頻度が高く、不妊率や流産率の高さが報告されており、下垂体機能の観点からFontan女性患者における月経異常や不妊のメカニズムを明らかにすることも目的とする。